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二重瞼について

その1.二重瞼について

二重瞼の手術については、最近は「埋没法」という方法が主流となっています。二重瞼の折り返しになる部分の皮膚と裏側にある軟骨組織との間で、糸を埋め込むように止めることによって二重瞼を作る方法です。この方法だと針穴程度しか出来ないため、ほとんど気になることはないと思います。ただし、全ての人にその適応があるという訳ではありません。脂肪の多い人や、皮膚にタルミの多い人、皮膚の厚みの厚い人などでは戻りやすかったり、浅くなったりしやすいからです。

このため、切開し一部筋肉と脂肪を取り除き二重を戻りにくくするとか、被りの多い皮膚を処理してスッキリさせるなどの方法が取られる場合があります。切開法の場合は戻りにくい反面、戻すことが困難であり、後々二重瞼の幅を広げることは出来ても、狭くしたり二重のクセを戻すのは難しくなります。逆に埋没法は、戻してしまうことも早期であれば比較的容易である利点があり傷跡が出来ない点と共に多くの人に支持されている所だと思います。切開法も一時的に腫れやすいかもしれませんが、傷跡は目立ちにくくなっていくので、さ程気にはならないと思います。

また、よく勘違いされていることに、二重瞼は常に同じ状態になっていると思っている人が意外に多いことです。たとえ二重瞼でも、朝方むくんでいたりすると二重が浅くなって見えたり、夕方には二重がはっきりしてくるとか、幅が広くなってくるというようなことはよくあります。これは手術によっても同じことです。年齢と共に二重瞼の幅が変化するという現象もよく見られます。

例えば眼窩脂肪のボリュームが減り、上瞼の部分にくぼみが深くなって来ると、表面の皮膚がそちらに引かれたようになり、幅広く浅い感じの二重になったり、三重になったりします。この場合に二重をもっと被らせるには、眼瞼部に脂肪を注入するとか、眼窩脂肪を少し引き出すようにすることが考えられます。

重瞼術の埋没法に対する簡単なイメージはを持つのは悪くないのですが、人により手術の適応が異なって来るのはご理解いただきたいところです。

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その2.二重の切開手術と瞼のタルミが多い場合について

二重の手術法としては、糸で留めるだけの埋没法と言われる方法と、切開しクセをしっかりつける切開法とがあります。すべての人が埋没法で二重になるわけではないので、切開法が選択される場合があります。簡単に言うと、二重の癖ができにくい人が二重にする場合切開法を行います。

この区別は、二重の折り返しになる線を押して、戻りやすいか戻りにくいかにより判別できます。二重の折り返しを押して、二重の癖がすぐに戻らない人が埋没法という、糸で止めるだけの方法で治療が可能です。

一方、すぐに浅くなってしまう人の場合は皮下組織の厚みが厚いので、埋没法では効果は持続しにくいことになります。このため、皮下組織を取って二重になりやすい構造作った上で、二重を作ることになります。このときに眼窩脂肪を抜いて、はれぼったいまぶたの状態を改善させることが同時に可能です。これが切開法という方法です。

この切開法であれば、大抵の人は二重を作ることが可能となりますが、極端に皮膚のゆとりが少ない人では二重のかぶりとなる皮膚がありませんから、出来ないということになります。

一方、タルミが多くなってきてすっきりさせたいという人がいます。二重にするだけでも、皮膚が折り返しされて処理されますからある程度すっきりさせることができます。しかし、まぶたのタルミがかなり多い人では、直接そのタルミを処理してしまった方がすっきりすることになります。この場合、先ほどのようにはれぼったい人では脂肪を抜いてすっきりさせることになりますし、二重の癖をもっとくっきりさせたいという事も同時に可能になります。

二重の切開法やこのタルミを処理する方法の場合、傷は二重の折り返しのラインになるので、皮膚のかぶりの中に隠れた形になりますから、あまり傷が目立つことはなく気にならないと思います。

術後のはれについては、一週間でほとんどなじんだ状態になっていますが、多少の個人差があります。また、人によっては、少し内出血のために紫っぽくなることがありますが2~3週間できれいになります。

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